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2021CL愛知ベスト16 ゲンミミウーラオス

どうもスケです。

CL愛知で使用したデッキの解説記事です。

 

【レシピ】

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※以下常体

【構築経緯】

新弾のナゲツケサルによって、ミュウがいることを考慮してもデッキパワーが頭おかしいレベルまで引き上がったので連撃ウーラオスを使おうと考えた。

 

連撃ウーラオスを使うにあたって行った環境考察は↓

 

<予想Tier>

Tier1:三神ザシアン ビクティニ

Tier2:連撃 パーフェクション系

Tier3:ムゲンダイナ マルヤクデ

Tier4:一撃 ジュナイパー マッパ

※同Tier内は左側が多い

 

現環境で圧倒的2トップは

三神ザシアンとビクティニ

 

上記2デッキの共通点は

①先攻時のパワーの高さ

②後攻時の上振れ率の高さ

であり、

じゃんけんに勝って先攻を取っても相手の後攻1ターン目の上振れ次第では逆に状況が悪化することがしばしばある。

(後1オルタージェネシス、後1溶接工など)

 

そこでホラーハウスGXのゲンミミに目を付けた。

自分からあえて後攻を取ることで相手の後攻の上振れを物理的になくし、ホラーハウスGXによって相手の先攻2ターン目をスキップすることで、Vmaxデッキが得意とする先殴り展開に持っていくことが出来る。

 

ゲンミミは連撃ウーラオスと相性補完が非常に良く、ゲンミミの苦手なムゲンダイナはウーラオスが、ウーラオスの苦手なミュウミュウはゲンミミで相手取ることができる。連撃ミラーに色として強くなるのも魅力。

そしてお互い少ないエネルギーで動くことができるためエネルギーテンポに無理がない。

 

現環境は進化ラインを平気で複数入れる人が多く、進化先が手札に重なって先1で種単騎エンドの確率が高かったり、また小ズガやピカゼクの絶滅から後攻1ターン目に攻撃される可能性をやや舐めている節があり、ホラーハウスからのeasy winが決まりやすいと感じた。

予選9回戦という長丁場を戦うCLにおいて疲労に負けないためにもeasy winを拾えるデッキにはそれだけで価値がある。

実際に予選9回戦中2回を種切れで勝利しており

そういう意味でも大会向けのデッキであったと思う。

 

まぁそれでもめっちゃ疲れたけど

 

【回し方】

※じゃんけん勝っても後攻取ります

①ホラーハウスGX

(タッグコールに触ればほぼ確定で宣言可能)

ポルターガイスト(150〜200は出る)

ポルターガイスト(ウーラオスに手張り)

④猿スコープキョダイレンゲキ

 

②、③のターンでサイドを取れていると相手の盤面次第では4ターンで試合が終わります。

 

ポルターガイストを撃つターンはサポートに余裕がかなりあるため③、④間でミュウを出される以外はボスで比較的楽に対処可能です。

 

【各対面の戦い方】※追記

<三神ザシアン>
上記の基本プランで大体対応可能。

オルジェネ無しのハチマキキャリバーなどでもゲンミミは死んでしまうのでお守りをゲンミミに貼る意識を高めに。

必須ではないが先殴りの対象を三神にしておくと色々と後半が楽になる。

 

<ビクティニMM>

上記の基本プランで大体対応可能。

向こうはゲンミミを一撃で倒せないポケモンばかりなのでゲンミミで適当に殴ってるだけでいい盤面に。

ポルターガイストを嫌って相手がトレーナーズの空打ちやボールの消費などを行った場合は相手のサイドに関わらずリセットスタンプを使うことでデデンネや溶接工に触るパーツがなく止まってくれる。

無人発電所の使い所は後半であればある程良い。

 

<連撃>

上記の基本プランで大体対応可能。

ゲンミミでウーラオスの弱点を突くことを意識して立ち回る。ドラパルトと組んでいる場合も同様で、基本的にゲンミミで戦いながらフィニッシュだけキョダイレンゲキに頼る形とする。

元々有利気味なのでミュウの置くタイミングはあまりシビアではなく、初動以外はいつ置いても良い。

 

<パーフェクション系>

上記の基本プランで大体対応可能。

ゲンミミが強いマッチなのでゲンミミ主体で戦う。

悪パーフェクションに関しては、最初から連撃ウーラオスとして戦い悪タッグを取りつつ、連撃ウーラオスを倒したミュウミュウをゲンミミで取ったり、逆にゲンミミから入ってゲンミミを倒した悪タッグを黒帯ひゃくれつけんで倒したりと、

ゲンミミかウーラオスのどちらかを囮に相手の攻撃ポケモンを誘導し、弱点で強引に倒すなどのプレイングをする。ホラー超の反射もかなり大事な試合なのでゲンミミから戦う場合はそこも意識高めに

例)ホラー超2で悪タッグに40反射→弱点キョダイレンゲキ前240と合わせて倒す

 ホラー超2でガラルファイヤーに40反射→オーラバーンの自傷30と合わせて猿キョダイレンゲキor疾風突き150が届く など

 

<ムゲンダイナ>

連撃ウーラオスだけで戦っても勝てるが、最短ルートとしてはホラーハウス→ポルターガイストをホラー超エネルギーが2個ついたゲンミミで行うことで、ゲンミミを倒したムゲンダイナのHPがホラー超の反射で300になり、弱点疾風突き300で倒す→キョダイレンゲキの楽々リーサルが見える。

 

<マルヤクデ>

練習してませんでした....ごめんなさい...。

思考停止で後1ホラーハウスをすると熱放射でゲンミミのエネルギーを割られてしまうため

①ホラハ時にグズマハラで風船をゲンミミに付け、連撃ウーラオスを置く。

②前がエネ付きマルヤクデじゃない時にホラーハウスをする。

のどちらかを意識しホラーハウスの次のターンに攻撃できるようにしておくことが重要。

 

予選では熱放射を完全に失念しホラーハウスを打った挙句、グダグダなプレイングをして2ターンくらい無駄にした。

 

<一撃>

上記の基本プランで大体対応可能。

ホラーハウス後、積極的にデルビルを倒していく意識を高め、ゲンミミが死ぬまでにどれだけアドを稼げるかの試合となる。

お守りを連撃ウーラオスに貼ることも一考。

 

<ジュナイパー>

無理。突破不可能。

ホラハから種切で勝つことをお祈り。

相手の動きが悪いようであればキョダイレンゲキも視野。

 

<マッパ>

上記の基本プランで大体対応可能。

ホラー超を2枚つけたゲンミミを用意することを意識し、いつでもキョダイレンゲキが打てるよう一応連撃ウーラオスは用意しておく。

 

【個別解説】

・連撃ウーラオスVmax   3枚

試合中2体立てば良いため3枚の採用。

 

・連撃ウーラオスV 4枚

ゲンミミでのスタートをなるべく避けたい(警戒されるため)ので最大枚数採用。

 

ナゲツケサル 2枚

猿スコープを基本プランとしているため、倒された時やサイド落ちのケアとして2枚採用。

 

・ゲンガー&ミミッキュGX 2枚

サイド落ちでプランが壊れるのが1番嫌だがスタートはあまりしてほしくないため2枚の採用。

 

ジグザグマ 1枚

スコープや猿のどっちかに触れなくてもデデンネへのリーサルになるため。

また疾風突き150×2やキョダイレンゲキと併せてジグザグマを使うことでビクティニVmaxやお守り三神の対応が可能となることから採用。

 

・ミュウ 1枚

相手の連撃ウーラオスのフィニッシュの阻害。

現環境では必須の1枚だと思う。

 

・ワタシラガV 1枚

ミュウを倒す重要性が高いことから、ボスを言いやすくするために採用。

マオスイレンを再利用することもある。

 

クロバットV 1枚

デデンネGX 1枚

ドローの補助として1枚ずつ採用。

 

・クイックボール 4枚

ワタシラガやクロバットデデンネを採用するのであれば減らす理由がないため4枚採用。

 

・タッグコール 4枚

後攻1ターン目のホラーハウスGXの再現性を極力高めるために4枚の採用。

 

ポケモン通信 2枚

多投しているタッグコールでゲンガー&ミミッキュを手札に加えやすいことから相性が良く、ウーラオスVmaxに触れる札であるため採用。

 

・あなぬけのひも 2枚

猿スコープはベンチのポケモンに対してしか打点が伸びないため相手のポケモンをベンチに下げられる点が優秀なため採用。

入れ替え札としても普通に使う。

逃げれないポケモンを前に出させてからホラーハウスを撃つ等お洒落な使い方も。

 

・リセットスタンプ 2枚

ポルターガイストの打点調整、終盤での利用ともに強いため2枚採用。枠があれば3枚入れたい。

 

・望遠スコープ 2枚

猿の採用枚数理由と同じ。

 

・黒帯 1枚

グズマハラからキョダイレンゲキ、ひゃくれつけんを宣言できるようになるため採用。

あまり有効に使えた試合がない気がする。

 

・ふうせん  1枚

後攻1ターン目のグズマハラから前のポケモンがなんであってもゲンミミに逃げることが出来る様に採用。

 

・大きなお守り 1枚

ゲンミミをブレイブキャリバーから守るために採用。HP270のゲンミミは強い。

 

・博士の研究 4枚

最強縦引きカード。6枚くらい入れたい。

 

・ボスの指令 3枚

ミュウをしっかりと倒すために3枚の採用。

ボスデデンネ疾風突きでフィニッシュする試合も多いので減らせないカード。

 

グズマハラ 3枚

初動〜2ターン目に欲しいカードのほぼ全てを持ってこれる最強カード。

終盤に1枚でスコープ+連撃エネルギーになることもとても優秀。

 

・マオスイレン 1枚

タッグコールから触れる入れ替え札として採用。また回復することでウーラオスVmaxがアルティメットレイ+ブレイブキャリバーやダイビクトリー×2を耐えるため数値として綺麗。

 

・みずのとう 1枚

グズマハラで触れる逃げ0生成として採用。

 

無人発電所 1枚

グズマハラから触れる妨害札として採用。終盤にスタンプと合わせても強いし、超弱点をジラーチGXで対策している相手にも有効。

 

・基本超エネルギー 4枚

ポルターガイストを言いやすくするため基本超エネルギーの採用。

 

・ホラー超エネルギー 4枚

グズマハラから触れるゲンミミの超エネとして採用。配信ではクラハンで割られまくったけどゲンミミに2枚貼ると殴ってきたホルビーが死ぬ。

 

・連撃エネルギー 4枚

連撃ウーラオスデッキの核となるエネルギーのため最大枚数採用。

デデンネクロバットの逃げエネにはできないため注意。

 

【当日の戦績】

1.三神ザシアン 後◯ 6-0 

2.連撃インテレオン  後◯6-3

3.三神ザシアン 後◯6-0

4.三神ザシアン 後◯種切れ

5.ビクティニMM 後◯6-0

6.三神ザシアン 後◯6-4

7.ビクティニFTB 後◯種切れ

8.マルヤクデ 後×4-6

9.マッドパーティ 先◯投了

 

予選8-1 5位抜け

 

決勝トーナメント1戦目

レッドパーフェクション(優勝者)

後×3-6

 

ベスト16で終了

 

【最後に】

1から作ったデッキとしては安定性、奇襲性、デッキパワー共に高いものが作れたのではないかなぁと満足しています。

ただ世界大会の権利を獲得することが出来なかったのもまた事実なので、これからも精進していきます。

 

また、応援・対戦してくださった方々ありがとうございました。

あと空腹&充電がなくて死にそうな俺に食料とモバイルバッテリーを差し入れてくれたちょら本当にありがとう。

 

ぐちゃぐちゃな日本語&ブログでアレですが無料なので許してください。

 

質問あれば受け付けます。

 

おわり